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おすすめ学習書

<教養試験対策(過去問題解説)>
 東京消防庁の教養試験問題の問題配列や問題数などは独自のもの。他の消防とは異なり、過去問題そのものをきちんと研究する必要があります。
 私たちのユニットでは、最近の東京消防庁Ⅰ類の過去問題各問の詳細な解説(電子ブック)を公開しています。役立てていただければ幸いです。
 →ラインナップは コチラ でご覧ください。
 これまでの過去問(Ⅰ類)が収録されている市販の書籍としては、以下があります。
◆『東京消防庁 過去問+予想問題集 (消防官1類) 2022年度採用』◆
 なお、東京消防庁Ⅰ類に限らず、広く大卒程度消防官採用試験の問題例を集めたものとしては、
◆『消防官I類・A過去問題集 '22年版』◆
 といった本もあります。
<教養試験対策(数的推理・判断推理)>
 数的推理・判断推理等の分野で独学で系統的に学習し、一通りマスターするつもりなら、やはり問題集の選定がカギになります。さまざまな本が市販されていますが、現時点で「定番」的評価を得ている学習書は、
◆『数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱(改訂第2版)』◆
◆『判断推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱(改訂第2版)』◆
 ……などでしょうか。
 なお、数的推理・判断推理については、「仕上がりの速さ」にはかなり個人差があります。こうした学習書の解説をじっくり読んでも理解できない場合は、さらに初歩的なところから始めるべきなのかもしれないです。その一方、学習書の解説を読んで理解できる方も、実際には「限られた時間で解けるか」が重要なポイント。一通り解き方を理解しただけでは必ずしも得点に結びつかないので、模擬試験などで十分に実戦経験を積んでいく必要もあります。
<教養試験対策(一般知識)>
 東京消防庁の一般知識問題では、やはり非常に大きなウェイトを占める「自然科学」(数学・物理・化学・生物)をどう対策するかが最大のポイント。(なお、地学分野は出題されませんので念のため。)
 時間的な余裕があるのなら、「教科書(や参考書など系統的に説明した本)」と「公務員試験の問題集(過去問集)」を併用するのがよいでしょうね。具体的には、「問題集(過去問集)」で過去問を確認し、それを解くのに必要な知識を「教科書(や参考書)」で調べて頭に入れるというやり方。「問題集(過去問集)」と「教科書(参考書)」を往復しながら数学・物理・化学・生物の各知識を厚くしていくわけです。
 もうとにかく時間がないんだというケースなら、「要点整理」系の本でむりやり詰め込むしかないでしょう。
◆『上・中級公務員試験 新・光速マスター 自然科学[改訂版]』◆
 こうした「要点整理本」で、問題を解くカギになりそうな知識(地学分野以外)をなるだけ詰め込んで臨みます。一般知識全分野の重要項目・知識をざっとまとめた本として知られる
◆『上・中級公務員 一般知識まるごとチェック!』◆
 にも、自然科学分野が収録されています。(もっともこうした要点整理本は「見当づけ」「ウォーミングアップ」を行い、そのあと「教科書(参考書)」と「過去問集」を用いた本格的な準備に入る……という利用法のほうが合理的。)
 自然科学以外の分野(社会・人文)については、もともとウェイトが高くないのでそれこそ
◆『上・中級公務員 一般知識まるごとチェック!』◆
や、それに準拠した一問一答式問題集である
◆『上・中級公務員 一般知識まるごとクエスチョン』◆
 をざっと見ておく程度でもよいかもしれません。
 ただ、自然科学以外の分野の中では、やはり「政治」のウェイトは高いので、
◆『上・中級公務員試験 20日間で学ぶ政治・経済の基礎』◆
 などで強化しておく手もあるでしょう。
<教養試験対策(時事問題)>
 東京消防庁Ⅰ類の教養試験では、時事関連の問題が2問程度出されます。時事対策として定番的に使われている整理本には、以下のようなものがあります。
◆『公務員試験 速攻の時事 令和3年度試験完全対応』◆
◆『公務員試験 時事問題総まとめ&総チェック 2022年度採用』◆
 こうした整理本はとても便利ですが、すべてをカバーすることができるわけではありません。やはり、日頃から新聞(あるいはテレビニュース)の報道にもきちんと注意を払っておきたいですね。詳細な内容は覚えていなくても、「いつだったか、たしかこのニュースが大々的に新聞・テレビで取り上げられてはず……」といったアバウトな記憶でも、意外に正解肢を選ぶ決め手になったりもします。
<論文試験対策>
 最近の東京消防庁消防官Ⅰ類の論文試験では、「国際化」「少子高齢化」など社会全般の情勢についての理解・知識を前提にしたテーマが多く、また2017年以降はグラフや資料を読み取るという独自形式の出題が続いています。それをふまえた対策資料を作成・公開していますので、参考にしていただければ幸いです。
◆東京消防庁Ⅰ類論文試験対策資料(ブログ記事/2020年3月)◆
 消防官採用試験の論文対策本はいくつかあるのですが。いずれも「原稿用紙の使い方」「段落構成」などの基本を確認するのには役立ちます。ただ、多くの受験者が期待する「模範答案例」としてすぐれたものはなかなか見つけにくいのが現状ですし、東京消防庁Ⅰ類ならではの出題傾向に合わせた対策ができる本もほとんどありません。
◆『合格する消防官採用論文のポイント』◆
 この本がユニークなのは、すべてのテーマに対し、「一般的な答案例」と「消防官志望者らしい答案例」が併録されている点。消防官の志望動機などにふれた最初の「導入」部分も参考になります。ただ答案例に関しては……「お手本」というより「ヒント」ととらえるとよいでしょう。
 他にも、現在入手可能な書籍をあげておきます。
◆『よくわかる! 消防官試験のための論作文術』◆
◆『消防小論文の書き方と対策』◆
◆『こうすれば小論文に強くなる―消防小論文・上達のための戦略』◆
<面接試験対策>
 消防官採用試験に特化した面接対策本には以下のようなものがあります。
◆『大卒消防官面接試験 [2020年度版]』◆
 面接の概要や基本的な心構えについての説明のあとに、頻出質問項目ごとに回答例を示した作りになっています。時事カード付き。
◆『消防官採用試験 面接試験攻略法』◆
 こちらもさまざまな質問項目と回答例を中心にした本。内容的は非常に基本的なので、Ⅰ類受験者には物足りないかもしれません。
 こうした書籍は一般的な「消防官」志望動機などを考えるうえでは参考になるでしょう。しかし、実際の面接試験では「とくに東京消防庁を目指す理由」を述べなくてはならないのです。だとすれば、重要なのは東京消防庁の採用サイト・パンフレットなどの資料をまず熟読してみること、説明会などにも積極的に参加すること。その過程で自分なりの志望動機やPRポイントを練っていってください。
<志望動機などを考えるのに参考になりそうな本>
◆『東京消防庁 芝消防署24時 すべては命を守るために』◆
 平成24(2012)年7月から7ヶ月間、東京消防庁芝消防署で行われた密着取材をもとに、火災・事故現場への出動(出場)と苛烈な訓練を日々重ねている隊員たちの姿を臨場感あふれる筆致で描いた本。新人たちの消防学校生活、消防技術を競う大会……などを扱った章も実に興味深いです。子ども向けの本の多い著者で、本文にもルビつき、書店ではたいてい「子供の本」の棚に並んでいるようですが、消防官を目指す大学生や社会人にも十分に読み応えのある内容。ぜひ一読をおすすめしたいと思います。
◆『救う男たち 東京消防庁の精鋭ハイパーレスキュー』◆
 こちらは平成19(2007)年から1年以上をかけて行った東京消防庁のハイパーレスキューの密着取材をまとめた本です。ハイパーレスキューの仕事や訓練の内容はもちろんのこと、個々の隊員たちとのやりとり(インタビュー)がたくさん収められているのが魅力。現役隊員たちがそもそもどんな動機で東京消防庁に入ったのか、日々どんな思いで任務にあたっているかを知るにはうってつけでしょう。自分はなぜ消防官を目指すのか? それをいま一度突き詰めてみる意味ではとてもよい本。